高崎正風自筆和歌 掛軸 ディスカウント

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御歌所長の高崎正風男爵は薩摩の出身で、維新のときには西郷隆盛、大久保利通らと国事に奔走した志士です。同じく薩摩藩士で、香川景樹の流れをくむ八田知紀に学び、明治歌仙の中で随一の存在です。明治16年(1883)、徳大寺侍従長が明治天皇の御内意を受け、当時の歌仙14人から近作の三十首を奉らせました。作者の名前をかくし無名投票をしたところ、その結果で最高点を得たのが高崎男爵、次点が伊藤祐命、その次が小出粲(つばら)だったということです。そして当時の最高点を得た男爵の和歌三首の内一首が今作品、こちらの和歌ということです。【読み】『のどかにも 見つつゆくべき花かげを いさめる駒に乗りてけるかな 馬上見花』落款は正風で印が捺してあります。箱は時代箱で、蓋表に『高崎正風和歌 馬上之花見』と書いてあります。若干の巻きジワがあります。こちら作品は書かれてから100年以上経過しております。経年変化とお考え下さい。状態は写真でご確認ください。◇『現代及び近世名士墨蹟展』出品作品です。当時の価格入り説明書き付属。◇美術家年間評価額55万円長さ185㎝ 幅33.8㎝(表装を含む)木軸。時代箱。▢高崎正風(たかさきまさかぜ)天保7年(1836)~明治45年(1912)幕末の薩摩藩士、明治政府の官僚、歌人。島津斉彬襲封の早期実現を図り、俗にいうお由羅騒動で切腹を命じられた高崎五郎右衛門の子。事件に連座し、嘉永3年奄美大島に流罪。同6年許され帰藩。文久2年島津久光に随従して上洛。翌3年8月、会津藩藩士秋月悌二郎と中川宮朝彦親王を訪い尊攘派排撃を要請、8月18日の政変を実現に導き京都留守居役となる。慶応3年武力討幕方針に反対し、藩政府の主流から隔たった。ために維新後の官歴は必ずしも華やかでなく、左院少議官、侍補、宮中顧問官、枢密顧問官。また八田知紀に学び桂園派の歌人。明治21年御歌所長を兼ね、終世その職にあった。【参考文献】朝日日本歴史人物事典 朝日新聞出版美術家年間 美術倶楽部#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶わん屋食堂#茶道具#掛軸#書#和歌#茶会#御軸#床#待合#書家#歌人#高崎正風#西郷隆盛#大久保利通#茶道#古美術#鹿児島#明治維新#和#瀟酒#茶席#茶室#書道#硯#墨#筆

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